右腕が痛くてまっすぐに上がらない(52才 女性 M・M様 介護職)

目次

M・M様の相談内容

学生の頃から首と背中がにいつも凝っている感じがあり、最近では右腕を上げる動作の時に痛みが出始めた、じっとしているときでも軽くシビレを感じる、腰にも違和感があり仕事が忙しいときなどは痛みに変わったりもする、仕事柄良く身体を使うので身体が昔から硬いのは自覚しているがなんとかスムーズに動くようになりたい

また、ストレスからか動悸やホットフラッシュ、不眠など自律神経の乱れも感じるので改善したい

M・M様の 容態

まず症状の出ている右腕はやはり手を上げる動作で肩甲骨部に痛みがでていた、しかし介助をするとスムースに上がるので関節には問題が無いと思われる、首から背中、骨盤までの筋肉は硬さがあり各関節の可動域を制限していた。

問診をしていると、長引くコロナの影響で職場の緊張感が続きかなりストレスがかかってきているとご本人が自覚しているようだった。

初回検査結果

当院を利用される前に整形外科でのレントゲン検査やMRI、血液の検査等には異常が見られなかったので、当院の画像検査からはじめた、頸椎から胸椎は右側凸の変位、腰椎は左側凸の変位があった、筋電図でも左右の筋肉は変位のある方向へ偏りを見せていた。

赤外線のサーモグラフィーでは異常が見られなかったので神経の圧迫などは受けていないようだった。

右肩甲骨の棘下筋にトリガーポイントが発生していて圧迫するといつも痛みのでている肩から腕の部分に反応があった。

腰から骨盤にかけての触診では梨状筋にトリガーポイントが発生していて刺激すると左右大腿後面に反応が出ていた。

当院で行った施術内容

まずはトムソンベッドで骨格の矯正を骨盤から初めて頸椎までをアジャストメントして、歪みのあった骨格をまっすぐに近づけた、特に骨盤の歪みが強く左後上方の矯正を終えると胸椎、頸椎も歪みの角度が緩やかになった。

トリガーポイントは右肩甲骨の 棘下筋 と左右の臀部にある梨状筋にアプローチするエクササイズを指導した。

オリキュロセラピーは各部位の痛みポイントと自律神経、アミグラを施術した。

トルクリリーステクニックは左C5、左OCC、左S2のリスティングを施術した。

2回目(5日後)

初回に指導を受けたテニスボールを使った肩甲骨回りの筋肉に対するエクササイズは必ず毎日するようにしていて、実際に右腕も以前より上がるようになってきた。

臀部の梨状筋へのテニスボールセラピーは順調で、本人も歩きやすくなったと自覚していた。

5回目(再検査)

背骨~骨盤までの画像検査では歪みの傾向はあるものの、初回の画像と比較すると歪みカーブが緩やかになっていた。

筋電図では前回のデーターと比較すると左右の差が穏やかに成り、エネルギーロスも少なくなった。

12回目

右腕の可動域は改善し前方への挙上が来院前は肩の高さまでだったのが、ほとんど左の腕と変わらないぐらい上げられるようになっていた、もちろん痛みも普段は感じず洗濯物を干すなど腕を高く上げたときのみになったが、テニスボールセラピーは相変わらず続けている。

臀部への違和感は全く感じなくなった。

施術を終えて

今回来院されたM・M様の場合介護職と言うこともあり、身体を使うお仕事であり特に腕はかなり重要なパーツの一つですがご本人も腕を痛めたわけでもないのに、痛みがでたり高く上げられなくなって原因も分からず不安だったようです。

直接的な原因は肩甲骨回りの筋肉にシコリができて腕に症状が出ていた訳ですが、トリガーポイントの場合、患部より離れた場所に原因があることが多いです。

ただ、歪みのある骨格を施術しないと偏った筋肉の使い方になるので、トリガーポイントが形成しやすくなってしまいますので矯正治療を行いました。

神経系はストレスを強く感じていると、誤作動を起こし自律神経の乱れから様々な症状が出ます、当院のトルクリリーステクニックやオリキュロセラピーといった神経系へ施術とは別に患者さんご本人も散歩や趣味など何かリラックスできる行動を取っていただくのも良い方法です。

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