趣味のダンスをすると右の臀部が痛い(67才 女性 O・R様 無職)

目次

O・R様のご相談内容

約7年前に玄関先で尻餅をついて腰椎の3番と4番目を圧迫骨折して1年半が経過し痛みが取れた後にリハビリをかねて社交ダンスを友人のすすめで始めた。その後母親の介護が始まりベッドから起こしたり寝かしたりを繰り返してる内に右腰と臀部に太ももに痛みやシビレがで始めた。

整形外科では痛み止めの薬と湿布をいただいたが好転せずに、整骨院で電気治療とマッサージを半年ぐらい受けていたが施術を受けた直後は良いがまた痛みが戻ってしまうので、なんとか完治させて母親の介護やダンスを続けたい。

O・R様の容態

初診時には症状のでている腰と股関節の可動域を診たところ異常は無かったが、右膝を伸展していると右臀部から大腿部にかけて痛みがでてくるようだった。仰向けで寝ているときも痛みがでるので膝を曲げたままの状態で寝ている。

寝返りのたびに痛みが腰~右大腿部にあり少し時間が経つと落ち着く

午前中に痛みが強く立ち上がる時にも痛みと電気が走るようだ。

初回検査結果

背骨~骨盤の画像検査では胸椎は左側に腰椎は右に凸と歪みが出ており骨盤は右骨盤が上方と後方に変位していた、それに伴い右短下肢となっている。

筋電図では左背部と症状の出ている右腰部に強い筋緊張があった

右臀部にはトリガーポイントが形成されていて梨状筋と小臀筋を圧迫すると筋膜に添って痛みがでていた。

当院で行った施術内容

O・R様の痛みとシビレの原因は、お母様の介護で同じ方向からの体位交換などの作業で使用している筋肉の偏りから背骨や骨盤の歪みがあった事と、今ある症状のせいで趣味のダンスや介護が続けられなくなるのではという精神的な強いストレス(悩み)で痛みを感じ易くなった状態(中枢神経感作)によるものと判断して

背骨~骨盤の画像検査と筋電図の検査結果を基にトムソンベッド(矯正専用ベッド)で骨格の歪みを矯正した、施術後は背中の画像を再び撮ったがほぼまっすぐの状態まで矯正できた。

トリガーポイント(筋肉のシコリにより筋膜に添って痛みが反射するポイント)は定位置の梨状筋と小臀筋にあったので短時間でほぐして、ご自宅でもエクササイズをするようにビデオで指導した。

オリキュロセラピーは痛みではなく精神的なストレスが強そうなので、ストレス除去のポイントへアプローチした。

トルクリリーステクニックはLーL5、LーC2のリスティングを施術した。

3回目

「腰とお尻の痛みシビレは大分楽になりました。」とのことで、初回には見た目にも足を引きずって歩いていたが今日院内を歩く姿は歩幅も広くなっていた。

背骨の歪みもあまり戻ってなく、良好な状態だった。

6回目

「夜は足を伸ばしても痛みをあまり感じずに寝ることが出来るようになりました。」ダンスは足を上げるような激しい動きをするとまだ少し痛いようだった。

お母様の介護は部屋の隅に置いてあったベッドを中心に配置することによってベッドを一周できるようにして前後左右から介護の作業ができるようにしたことで、偏った体の使い方がなくなり筋肉の負担も少なくなったようだった。

10回目(再検査)

背骨の画像検査と筋電図等の検査も良好で数値も初回と比べると上がってきていた。

症状は初回の痛みしびれが10とすると現在は1~2ぐらいといっていた、ダンスは痛み等をあまり気にせず患部を気にせずレッスンのメニューをこなしている。

当初のお母様の介護と社交ダンスを痛みを気にせず続けたいという目標は達成できたので、施術間隔を月一回に伸ばしてメンテナンス治療に移行していただいた。

施術を終えて

今回、当院に来る前に半年間も他の医療機関では好転せずにいたのでご本人も、「もう治らないのでは」とかなり精神的に落ち込んでいらしたが、治っていく過程を丁寧に説明したところ納得していただき積極的に通っていただきました。

毎日の宿題、筋肉に向けたエクササイズもとても精力的にこなしていただいたのき何より「治そう」という気持ちが強くいい結果につながったのだと思います。

ご自宅では少し部屋が狭くなりますが、お母様のベッドの配置換えをしていただき、介護の作業がしやすくなり体への負担だ減ったことも大きな要因です、このように日々の生活や習慣を見直すことによって痛みから回避されることがよくあります。

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